浮気調査に使えるアプリってどんなもの?特徴と注意点を解説

相手の行動を調査するのにアプリは効果的なのか

パートナーの浮気調査と言えば、以前は探偵に依頼するというのがメジャーだったかもしれません。ただ、浮気したという決定的な証拠があるわけではない、またお金もかけたくないという場合にはハードルが高いです。

そんな時に使える8つのアプリを取り上げます。違いや注意点を知り、必要に応じてパートナーとの関係に役立てましょう。

浮気調査でアプリを使う時の注意点

浮気調査を手軽に行える印象のアプリですが、そこには様々なリスクがあります。

弁護士ドットコムの記事によると、2018年4月、交際中の女性のスマートフォンに無断で浮気調査アプリをインストールし、ストーカー行為を行った男性が不正指令電磁的記録併用罪、およびストーカー規制法違反の疑いで逮捕されています。

また、本人に無断でインストールする行為はプライバシー権の侵害にあたる可能性もあり、損害賠償請求の可能性もあるということです。万が一、浮気調査アプリで浮気の決定的な証拠をつかみ離婚となった場合でも、権利侵害をしたうえで得たものになるため、状況によってはその証拠を使うことはできません。

新しい潮流のため、裁判例も多くなく解釈も一通りではないようですが、今後の状況次第では罪に問われる範囲も変わってくる可能性を秘めています。

そして、法的な観点以外で知っておくべき重要なリスク、それは、パートナーとの関係です。「大切なパートナーから浮気を疑われている」と知っただけでもショックを受けますが、無断でアプリをインストールされていたとなれば、今までの信頼関係が崩れてしまうことは大いに考えられます。

法的なリスク、そしてパートナーとの今までの信頼関係を危険に冒してまでも必要なことなのか。手軽に扱える浮気調査アプリだからこそ、十分にそのリスクを理解したうえで状況に応じて使用するようにしましょう。

ここからはGPS機能を使って位置情報を取得できるアプリ、そして相手のスマートフォンの中身を閲覧、または遠隔操作できるアプリを各4つずつ解説します。

彼氏や旦那の現在地が確認できるアプリ

まずは、GPS機能によってパートナーの位置情報がわかるアプリ4選。いずれのアプリも浮気調査は本来の目的ではなく、スマートフォンの盗難や紛失、または家族間の子供の見守りを叶えるものです。

浮気調査として使う場合は、位置情報を得られることでおおよその行動が把握できるほか、「パートナーが言っていた場所とは違う場所にいる」などと、言動の不一致を見抜ける可能性もあります。

項目 ケルベロス iCluod life360 フォンデック
利用料 ・5ユーロ(620円程度)/年 ・50GB 130円/月

・200GB 400円/月

・2TB 1,300円/月

・320円/月 ・無料版

・有料版

おすすめポイント ・位置情報を確認できる

・遠隔操作で音声や画像、動画も記録可能

・7日間は無料で利用できる

・元から搭載されているため、ダウンロードの必要がない

・位置情報を確認できる

・5GBまでなら無料

・自宅や職場を設定し、設定された場所からの出発・到着の通知を受け取れる

・無料版あり(機能制限あり)

・位置情報が確認できる

・電話の発信履歴やSMSの送受信履歴の情報を確認できる

・無料版あり(機能制限あり)

ダウンロードページ https://www.cerberusapp.com/ https://www.apple.com/jp/icloud/ https://www.life360.com/ https://m.apkpure.com/jp/phonedeck-for-salesforce/com.phonedeck.sfcti.android

ケルベロス

Android専用の盗難防止アプリ。ケルベロスはギリシャ神話に出てくる3つの頭を持つと言われる冥界の番人ですが、このアプリも大きく3つの方法(インターネットを通しての遠隔操作、テキストメッセージを使用しての遠隔操作、SIMカードを誰かが使おうとした際のアラーム受信)でトラブルを回避します。

GPS機能を使って位置情報を確認できるほか、遠隔操作にて音声や画像、動画も記録可能と浮気調査に使える機能もあります。アプリのインストール方法や使い方を説明するサイトも多くみられました。最初の1週間は無料ですが、それ以降の使用は有料です。

iCloud

Apple社のクラウドサービスのため、iPhoneのみ使用可。iPhoneに最初から入っているアプリで、他のアプリを入れなくてはいけないという煩雑さがないうえ、5GBまでの容量であれば使用料はかかりません。データをiCloudに自動でバックアップできるほか、盗難や紛失時にはパソコンから位置情報を検索できます。

位置情報を取得し、データを閲覧することでパートナーの日常が見られますが、そもそもパートナーのApple IDとパスワードを入手していなければiCloudにアクセスできないという点を覚えておきましょう。

life360

子供の見守りやアプリ上の地図で家族の位置情報を共有するのが本来の使い方。「家族のためのSNS」と謳っている通り、登録メンバー間でチャットができるほか、緊急時にはメンバーに通知を送れる機能があります。

パートナーが日々行き来する自宅や職場などを、あらかじめ設定することも可能。設定された場所から出発した、もしくは到着したことがわかる通知機能があるため、通知が来ない場合のイレギュラーな動きだけに注意を向けられ効率的に調査できます。無料のアプリですが、直近30日間の位置情報を知りたいなどの場合は有料のコースがあります。

フォンデック

ビジネスアプリケーションSalesforceのアプリです。位置情報がわかるほか、ビジネスで使われがちな電話の発信履歴やSMSの送受信履歴など様々な情報を得られます。使用するにはアプリのインストールのほか、Salesforceのアカウント作成が必要。

機能のひとつにスマートフォンへの着信ブロックがあります。もし特定の疑わしい相手が思い浮かぶようであれば、パートナーと電話できないようにすることは可能なようです。

相手のスマホの中身が見られるアプリ

パートナーの浮気を疑っている場合、行動を把握するだけではなく、相手のスマートフォンの中身を全部知りたいと思う人も多いようです。ここからはスマートフォン内のデータを見られる4つのアプリを解説。

なかには閲覧だけではなく、相手のスマートフォンを遠隔操作できるものもあります。ただし、遠隔操作をしたという証拠が残ることもあり、気づかれるリスクが高くなるので注意が必要です。

AirDroid mSpy JSバックアップ プレイアンチセフト
利用料 ・1年版 1,980円

・3年版 3,980円

・基本コース $29.99/月

・プレミアムコース $69.99/月〜$199.99/年

・3GBプラン 240円/月

・5GBプラン 360円/月

・完全無料
おすすめポイント ・位置情報、写真・動画・メールの閲覧、インストールしているアプリの確認やアンインストール、スマートフォンの基本設定の変更など多岐に渡って遠隔操作が可能

・PCからの操作が可能

・無料版あり(機能制限あり)

・位置情報の取得、立ち入り禁止区域を設定し所定の範囲を出た際に、危険信号をメールで受信できる

・WEBの閲覧内容、LINE、SkypeなどSNSの履歴を確認できる

・連絡先やカレンダー、通話履歴を入手できる

・写真、動画、アプリ内のデータ取得は有料

・位置情報の取得、遠隔でスマートフォンにロックをかけられる

・内蔵されているカメラで遠隔撮影も可能

・アイコンを非表示にできる

ダウンロードページ http://m.airdroid.com/ https://www.mspy.jp/ https://jsbackup.net/ https://play.google.com/store/apps/details?id=com.prey

AirDroid

電話やSMS、アプリの使用など、本来はスマートフォンで行う操作を、パソコンからできるようにするアプリ。パソコンの大きな画面、キーボード、マウスなどを使用してスマートフォンの操作ができるため操作性が高くなるのが特徴です。

位置情報の取得はもちろんのこと、写真・動画・メールの閲覧、インストールしているアプリの確認やアンインストール、スマートフォンの基本設定の変更など多岐に渡って遠隔操作が可能。ファイルを転送することもできます。無料で使用可ですが、機能をさらに増やしたい、または使用できる容量を増やしたい場合は有料のプレミアム会員があります。

mSpy

世界で100万人以上に使用されているモニタリングアプリ。「知る。防ぐ。保護する。」を合言葉に、主に子供や従業員のスマートフォン使用でのトラブル回避を目的としています。

GPSを用いて位置情報を把握するだけではなく、立ち入り禁止区域を設定し所定の範囲を出た際に危険信号をメールで受信する機能もあり。WEBの閲覧内容のほか、LINE、SkypeなどSNSの履歴を確認できるのも特徴です。

mSpyは有料サービスのみ。基本コース、プレミアムコースなど、コースによってモニタリングできる内容も異なります。

JSバックアップ

その名の通り、スマートフォン内のデータをバックアップ、データを復元することを目的にしたアプリ。スマートフォンの機種変更の際にも用いられます。iPhone、Androidかで取り出せるデータの中身が異なり、連絡先やカレンダー、通話履歴などは無料で取り出せますが、写真、動画、アプリ内のデータ取得にはお金がかかります。

データはDropboxなどのクラウドストレージかmicroSDカードに一挙に保存可。パートナーの行動をリアルタイムで確認できないという点と、ツイッターやフェイスブックなどは、本人のアカウントやパスワードがないとログインできず見られないという点は知っておきましょう。

プレイアンチセフト

本来は盗難の際に、遠隔操作でスマートフォン内のデータを守るのが目的のアプリ。そのため、位置情報が取得できるほか遠隔でスマートフォンにロックをかけられたり、持ち主にメールを送信したりすることができます。内蔵されているカメラで遠隔撮影も可能です。

浮気調査をすることを考えると、他のアプリに比べ一見シンプルな機能。しかし、アプリのアイコンを非表示にできるほか、簡単にアンインストールできない仕組みが人気の理由のひとつのようです。また、パートナーの行動把握とカメラの遠隔操作ができて完全無料で使えるという点も大きな特徴でしょう。

アプリの利用はあくまで浮気の予防程度と考えよう

ここまで、浮気調査に使える8つのアプリを説明しました。各アプリを比較し、必要な機能はどれかを見極めることが重要です。

また、忘れてはならないこととして、この行為が法的に罪に問われる可能性がある、そしてパートナーとの信頼関係が崩壊するリスクを負うことも十分理解したうえで使用してください。あくまで浮気の予防のためという程度にとどめておきましょう。