夫の不倫調査を安全に行うためのポイント。証拠集めのコツと注意点

配偶者が浮気をしているかもと疑っているなら

自分の夫の行動が最近どうも怪しいと感じたり、自分に対する言動が冷たい・きつい言い方をするようになった、など急激な変化を感じることはありませんか?夫婦になったことで二人の人間関係が落ち着いてきた、ということではない態度の変化には女性は敏感に何かを感じ取ります。

もし、まだ確定的な証拠が見つからないにも関わらず、疑いが晴れない・自分も夫の浮気の有無をはっきりさせたい、と考えるのなら、できることから行動をする必要があります。

今回は、このような状況に陥っている女性に向け、自分でできる夫の行動チェックや浮気の証拠集め、そして失敗しないための注意事項などについて見ていきましょう。

結婚相手の不倫や浮気の疑うべき行動とは

自分のパートナーや結婚相手が不倫や浮気をしているかもしれない、と最近感じる時の男性の行動には、どのような傾向があるのでしょうか。女性はその変化を敏感に感じ、今までとは違う夫の行動に疑いを持つようになることもあります。

男性の疑わしい行動の一例は、「急におしゃれになった」「残業や出張、休日出勤が急に増えた」「携帯の着信を気にして常にそばに置いておくようになった」などのようなことがあります。これらはほんの一例に過ぎませんが、どれも不審な点があるということで共通しています。

大手の探偵事務所が行ったアンケートでは、夫の浮気を疑った行動は大きく分けて次のように分類される、という結果が出ています。

・1位:携帯電話・スマートフォンの使い方……38.0%
・2位:日頃の行動……35.0%
・3位:服装の変化……15.0%
・4位:ナビ・ボイスレコーダー……8.0%
・5位:知り合いから聞いた……4.0%

このように、相手とダイレクトに連絡できる携帯電話やスマートフォンに関しての行動の変化が、一番多いことが分かります。

不倫調査は証拠を取ることが重要

いざ夫の不倫を自分で調査する、と決心した時には、まずは何から始めたらよいのでしょうか。仲のよい友人や親にも相談がしにくい内容で、相談することに躊躇するかもしれません。夫の浮気の証拠を集めるためのポイントや具体的な方法についてチェックしてみましょう。

証拠を得ることで今後の決定権が自分のものになる

自分の夫が普段、浮気や不倫に値するような怪しい行動をとっていないかどうかを、自分で調べ事実を確かめておくことには、さまざまなメリットがあります。そして、不倫の事実があった場合と、心配に反して事実がなかった場合との対応も変わってきます。

まず、不倫をしているという証拠が出てきた場合、証拠をしっかり押さえて保管しておくことができれば、今後離婚をすることになっても有利な条件で話を進めることができます

また、夫の方から離婚を一方的に切り出されても、不倫をしている夫側には決定権がないと主張をすることができます。一方で、不倫の実態がなくて思い違いだったという場合は、今まで通り夫婦生活を続ける選択ができ、安心できることでしょう。

浮気や不倫の確実な証拠は肉体関係の有無

法律上では、不倫や浮気の確実な証拠とは、どのようなものを指すのでしょうか。明確な線引きや目安があればそれをもとにして、証拠の確保をして行けます。その証拠の種類にもいろいろありますが、内容によっては確実な浮気の証拠として使えるもの・使えないものに分けられます。

まずは、浮気・不倫の証拠として有効なものは「浮気相手と肉体関係があるとわかる現場の写真・音声録音」「一定時間ラブホテルに滞在したことが分かる写真」「女性とラブホテルに入る時を撮った写真」「デートで使った費用のクレジットカードの明細」などです。

また、浮気の証拠としてはやや弱く、決定的な証拠にならないものの例は、「LINEのやりとり履歴」「スマートフォンに残っているキス写真」などです。このように浮気の証拠になるかならないかを、まずはしっかりと把握しておきましょう。

自分で出来る相手の浮気調査と証拠集め

浮気の調査を自分で行うときは、どんな点をチェックして証拠を集めればよいのでしょうか。

行動パターンを記録しておく

探偵事務所などを頼らずに、まずは自分で夫の浮気の証拠集めをする場合、ある一定のコツがあります。最初は夫の行動パターンを密かに記録してみましょう。毎日の出社時刻と帰宅時間の他に、残業や休日出勤の日数や時間などを記録します。

そして、毎月の給料明細と自分で記録しておいた残業時間・休日出勤の金額が合っているかどうかをチェックしてみるとよいでしょう。もし金額が合わなければ、本当は残業ではなかった可能性が高くなります。

また、どこかに出かけると言っていた場合、後日にそこを訪ねてみると実際はそこにいなかった、訪れた記録や目撃談がなかった、という風に違いがあるとします。この場合は夫が嘘を言っている可能性があり、問い詰めると、実は女性と会っていた・浮気をしていたという事実が出てくることもあります。

また、どうも不倫相手がいるらしいと感じたときには、相手が誰でどういう人なのかについても調べる必要があります。夫が同窓会や旅行、イベントなどで外出する場合、その外出先に不倫の相手がいるかもしれません。この時には夫の行動に注意しておく必要があります。

レシートや明細などを取っておく

夫やパートナーの浮気の証拠とできるものの一つが、不倫相手と一緒の時に使った費用のレシートや明細、領収書などです。夫の財布や鞄の中から、自分とは行ってないレストランやお店・ホテルなどの領収書、レシートが見つかれば、これは浮気をした行動の重要な裏付けとなります。

また、レシート類がない場合でも、クレジットカードの利用明細や利用証明、給料の明細書などを見て、支払い状況が判明することもあります。また、明細が見られないようにパスワードなどで夫が隠している場合は、より何かを隠していると疑ってよいでしょう。

また、近年通勤の定期などで使用することが多いSUICAなどのプリペイド式カード・電子カード類で判明することもあります。SUICAは夫に何か理由を付けて借りる等するとよいでしょう。過去の利用明細を駅の機械などで出力することができますので、行動の軌跡を把握できます。

不倫調査に探偵を雇うのは有効なのか

探偵に依頼することで本格的な不倫調査を行うことができます。プロである探偵の調査の有効性を解説します。

費用はかかるが相手からバレにくい

浮気の証拠を集めるに当たり、自分では行わずに専門の探偵に依頼をして調査してもらう方法もあります。近年は大変多くの人が、探偵会社に浮気調査を依頼している実態があり、探偵会社の業務のうち約半分が浮気調査の依頼といわれています。

探偵会社に依頼をするメリットは、専門の調査員が何人かいて調査のノウハウがあるということです。また、最新の機材での撮影や録音が可能になります。

浮気調査を依頼する前に知っておきたいことは、やはりいくらほどの調査費用が掛かるのか、ということです。あくまでも一般的な費用ですが、時間単位での請求の場合、探偵1人につき1時間あたり約15,000円が相場といわれています。

また、2人で1日や半日などの形で依頼する場合もあります。この場合の平均は半日で10万円~20万円といわれています。これ以上の見積もりの場合は、悪徳業者のケースも考えられます。また、最初は安く見積もっていても、後で追加料金を請求してくるという悪質なケースもありますので、充分注意して依頼しましょう。

現場証拠だけ探偵に依頼するのがベスト

自分で浮気の証拠集めをせず、専門の探偵に依頼する場合のコツとはどのようなものがあるのかを、まず知っておきましょう。専門家に依頼する場合、調査の日数がかかるほど費用も積み重なっていきます。

そこで、できるだけ費用を最小限に抑えるためには、ある程度夫の行動パターンを自分で調査しておき、浮気相手と密会する日にピンポイントで依頼する方法が良いでしょう。自分で探偵のように動画や写真の撮影をしようとしても、なかなか上手くいかないことも多いからです。

24時間夫の行動を見張って、手間や労力を注ぎ込んでも、結果的に調査失敗ということもあります。また自分で気づかずに他人が所有する土地に不法侵入してしまう、などのトラブルが起きる場合も。トータルして考えると、浮気調査はプロに任せて行うことが望ましいといえます。

不倫調査をする上で注意するべきこと

自分自身で夫の浮気の証拠探しをする時は、細心の注意をしなければなりません。実際の行動に関しての注意点や、相手に証拠を突きつけるタイミングなどについても、しっかり準備していきましょう。

必ず法に触れない範囲で調査すること

法律の専門家ではない一般人が、自分で夫の浮気の調査をする時に、どの範囲までが日本の法律上では合法なのか、ということが気がかりですね。2003年5月に、日本で個人情報保護法という個人の情報開示についての守秘義務などの法律が施行されました。

この法律においては、例え夫婦間であっても、自分以外の人の所有物を勝手に操作して録音や録画をすることは禁止となっています。まずは、情報はどこまで収集して良いのかを知っておく必要があります。

浮気の証拠取りでよく使う盗聴・盗撮ですが、これは行為そのもので判断できません。盗聴や盗撮をした場所が、自分の家の中や敷地内であれば問題がないのです。しかし、他人が所有する土地や家、車などに盗聴器やGPSを仕掛けて録音をすることは違法です。

また、電話の内容を録音するために個人で盗聴器を仕掛けることも「有線電気通信法」や「電気通信事業法」に反する行為で違法なのです。さらに、他人の敷地に盗撮・盗聴の機器を設置するために、足を踏み入れるという侵入行為も違法ですので注意が必要です。

スマートフォンの会話記録を撮るために、夫に無断で浮気調査アプリをインストールして録音したり、ロックを勝手に解除することもNG行為ですので、安易に行わないように注意しましょう。

今後のことを冷静に考えておく事が必要

自分の夫やパートナーが浮気をしているようだ、という確信があり実際に証拠を示すという行動に出る時に、気を付けておきたいことがあります。それは、調査をして夫に事実を突きつけて話し合った後の、自分の今後の生き方や生活についてです。

もし、夫の不倫が本当に事実で相手もそれを素直に認めた場合、その後の夫婦関係をどうすべきなのかということです。そして一番大事なことは、自分の将来の希望や意志があるかということ。

事実を突きつけた後は、夫とどう向き合うつもりなのか、子供や家族についてどうすべきなのか、などの諸事情についてあらかじめ冷静に検討しておきましょう。まずは証拠をもとに夫と話し合いをすることが最重要課題です。

離婚したいと考える場合と、それでも婚姻関係を続けたい場合の2つのケースによって、集める不倫の状況証拠も変化してきます。自分の混乱した気持ちを抑えて、まず自分はどうしたいかの気持ちに向き合う時間も作り、自分なりの回答を出してみる必要があります。

白黒はっきりさせることが夫婦の運命を決める

女性は結婚をしても、夫の行動が気になるものです。また、愛情が他の女性に向いてしまい不倫状態にあることは、精神的にとても苦痛を伴います。そして、夫が浮気を隠し続ける中、生活を続けることで悶々とした毎日を過ごすことになります。

今後の自分の将来、そして子供との将来を考えると「浮気は見てみぬふり」「自分の知らないところでやるならOK」と割り切る女性もいます。しかし、信頼関係や愛情がない生活には耐えられない、と一歩踏み出そうとする妻も多いという現状です。

もし、自分ができる範囲で夫の浮気の証拠を集め、今後の話し合いの材料にしたい・離婚をするための証拠としたい、という場合は綿密な行動が必要です。夫の行動チェックや証拠品の集め方をまず順序立てていきましょう。

そして、とてもデリケートな内容の証拠集めですので、慎重に失敗をしないように行うことが求められます。万が一証拠集めが上手く行かずに終わったとしても、自分が悪者扱いされて夫に逆切れをされないように、心の準備をして自分を強く持ちながら実践していきましょう。